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2012 OP ( リダイレクト:サイディング・スプリング彗星 (C/2012 OP) ) : ウィキペディア日本語版 | サイディング・スプリング彗星 (C/2012 OP)[さいでぃんぐすぷりんぐすいせい]
サイディング・スプリング彗星 (Comet Siding Spring) は、離心率が極めて大きな軌道を持つ彗星の1つである。彗星の命名規則による仮符号は C/2012 OP。 軌道長半径は約1560億km (1043AU) 、遠日点は約3100億km (2100AU) の距離にある。当初は、軌道長半径が1000AU、遠日点距離が2000AUを超える小惑星として、 についで発見された。そのため当初は小惑星の仮符号である 2012 OP と呼ばれていた。しかしその後の観測によって、小惑星ではなく彗星であると判明したため、命名規則に従い、名称はサイディング・スプリング彗星、仮符号は C/2012 OP となった。サイディング・スプリング彗星は、この長大な軌道を約34000年かけて公転しており、2012年12月4日に近日点を通過したばかりである。軌道が変わらなければ、次に近日点に戻ってくるのは38700年頃である〔。 軌道離心率は0.9965と、知られている限り最も大きな値を持つ小惑星であったが、軌道長半径や遠日点、公転周期は似たような軌道を持つ や よりは小さな値を持つ。これは、近日点距離が3.61AU(5億4000万km)と、 より近いためである〔。また、先述の通り彗星であるため、小惑星としての軌道離心率最高の座は に譲っている。 絶対等級は14.0であり、これから推定される直径は4kmから9kmという微小な大きさである〔。 == 出典 ==
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